赤ちゃんのためのお米ポタージュ

「赤ちゃんのためのお米ポタージュ」ができるまで

原材料について

1.乳清(ホエイ)

「子どもたちに酪農家が搾った生乳そのままの味を知ってほしい。だからなるべく手を加えずに牛乳を作りたい」――。この高い理念のもと、群馬県の東毛酪農業協同組合では63℃の低温殺菌牛乳をはじめ、チーズやアイスクリームなどを製造しています。

「赤ちゃんのためのお米ポタージュ」に使っている乳清スープの原料、乳清(ホエイ)は、この低温殺菌牛乳用の生乳からカマンベールチーズを作るときに残った液体です。たんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養価は母乳に匹敵し、さらには母乳の甘みと同じ乳糖が含まれています。

2.お米

天候や雨量は毎年変化するため、生産地を限定せず、その年ごとに無農薬もしくは減農薬の品質のよい国産米を厳選して使用しています。きれいに精米し検査を行うことで、ご両親の願いである「安心」と「安全」も、お米ポタージュに込めています。

3.もちきび

日本の最南端の島、波照間島で完全無農薬栽培されたもちきびを使用しています。収穫後ていねいに天日干しすることで、甘み、うま味、もちもち感がアップ。たいへん美味しいもちきびです。

4.たまねぎ

愛媛県の沖合30キロに位置する津和知島、福島農園で栽培された新玉ねぎ。年間を通し温暖で、ミネラルを豊富に含んだ潮風で凝縮された甘みとうま味は、赤ちゃんも大好きなまさに“畑のミルク“です。

「赤ちゃんのためのお米ポタージュ」では、グリーンピースとともに名脇役を担ってくれています。

5.古代れんこん

千葉県成田市有坂農園の古代れんこんを使っています。有坂さんは、天然のミネラル(貝化石)、有機質(米ぬか、大豆)、微生物(魚粕)などをブレンドし、とびきり甘くて美味しい古代れんこんのための土壌づくりを、10年以上の歳月をかけ完成させました。日本農業大賞、農林水産大臣賞を受賞した2000年の歴史を感じる極上のれんこんです。

6.グリーンピース

北海道産の新鮮なグリーンピースを収穫後に瞬間冷凍したものを使っています。乳清で蒸すことで豆特有の臭みが抜け、旬の甘みや栄養素をひと粒ひと粒に閉じ込めました。

7.昆布

北海道南かやべ(白口浜)産の真昆布を使っています。栄養豊富な親潮と南の黒潮が合流して育成環境が最適なことから上品な甘みのある出汁がとれます。

8.干ししいたけ

滋賀県米原市で、徹底した温度管理のもと菌床栽培された肉厚で濃厚な香りの椎茸を天日干しをしてパウダーにしました。


加工技術について

1.ソフトスチーム加工

素材ごとの特性を活かし、100℃以下のそれぞれの適温設定でスチームする特許技術を用いています。このスチーム加工により、お米は甘みや栄養価がアップ。さらには消化吸収されやすくなるので離乳食には最適な加工方法となります。野菜は蒸す・茹でる・煮る・揚げるなど、100℃以上で加熱すると青臭さやえぐみが出てしまいますが、野菜の種類それぞれの適温でスチームすることで臭みやえぐみを出すことなく、甘みがアップして美味しい野菜にアップグレードします。

2.シルキーペースト加工

お米のポタージュのもう一つの特徴はそのなめらかさにあります。私たちは咀嚼することで唾液とともに舌にある味蕾という味の受容体から脳へ伝達され、美味しいと判断するのです。離乳食初期の赤ちゃんでも舌全体に一定の時間とどまることで味覚を楽しんでもらえるよう、ミクロンレベルまでなめらかなペーストに仕立てています。

3.とろみ加減

お粥をペースト加工することで、一般のポタージュスープに比べてとろみもやや強くなっています。このとろみ加減によって赤ちゃんが口の中全体で味覚を育み、消化吸収しやすく仕立てています。

未来への取り組み

食料自給率向上に向けて

日本の食料自給率は先進国の中では最低基準の38%ですが、一方では「曲がっている」「キズがついている」「良天候で大きく育った」などでの理由で規格外となった野菜の廃棄率は、生産量の40%にも達すると言われています。

そして私たち日本人の主食であるお米に至っては、生産率が100%にも関わらず、自給率は28%という驚くべき結果になっています。
ninau.の商品では、全国の生産者および抜本的なフードロス対策に取り組む東京促成青果株式会社と連携し、味も栄養価も変わらない旬の規格外野菜を積極的に取り入れること、そしてお米や野菜を中心に食材はすべて国産とすることで、日本の食の未来に向けて積極的に取り組んでいきます。

子どもの貧困対策への小さな一歩

2016年の厚生労働省の発表によると、日本の子どもの貧困率は7人に1人、また生活保護費以下の生活をしている子どものいる世帯は過去20年で倍増していることがわかりました。

美味しい食事をおなか一杯に食べることは栄養面以上に穏やかな心を育み、この育みこそが、平和で豊かな国としての大きな資産になると考えます。経済状態を自ら選択できない乳幼児だからこそ、丁寧に作られた栄養価の高い食事を平等に分かち合うことが何よりも大切。

小さな第一歩として、売り上げの一部を子どもの貧困対策に取り組んでいる団体に還元をし、ご購入という形でご協力いただいた皆様に定期的にご報告させていただきます。